その他(雑記)

極貧の時に人の温かさを痛感した男

極貧のどん底生活に落ちるまで、普通だと思っていたことや当たり前だと思っていたことが、
いざ底辺まで落ちてみたとき、その大切さを痛感しました。
そして、なにより日々の出来事に感謝ばかりだったのです。

感謝してもしきれないパートさんの優しさ

会社員時代、僕は店長をやっていた時期があります。
この時期はどん底へ落下し始めた時期でありながら、初の店長で本業をとても張り切ってやっていて、
さらに天災も重なり、一番しんどかった時期です。

さすがに店長が借金だらけで、首も回らない状態なんていうことは絶対に見せられないと思っていたので、
昼の仕事中は別人格のように振舞っていました。
でもお昼ご飯を食べるお金はないし、バイトしようにも顔が割れてはまずいと思い深夜の新聞配達と、
休みの日は隣町の工場で働くというような生活を送っていたので、日に日に痩せていったんです。

疲労が蓄積しすぎて話しながら寝てしまうこともあり、隠し切れない部分もあったんだと思うのですが、
ほぼ全員気づいていなかったと思います。

パートさんは合計40人くらいいたのですが、僕より年上の3人の方には自分の状況を打ち明ける事ができたんですね。
といってもさすがに全部は言えなかったですが。。

そんなある日、パートさんがコンビにの袋をたくさん抱えて出勤してきたんです。
よく食うなぁなんて思っていたのですが、お昼になった時その謎が解けたんです。
なんとそれは僕のお昼ご飯だったんです。
毎日毎日、コンビニ弁当やおにぎりとカップラーメンを買ってきてくれました。

申し訳ないと思いながらも、ありがたくいただいて、なんとか毎日乗り切ることが出来ました。
金額にしたら結構な金額だと思います。
金銭的な負担もさることながら、僕の状態を見て、気をつかってくれたことが嬉しくて嬉しくて。

誰にも言えない状況って本当にきつくて、辛くて。
でも自業自得だと歯をくいしばっていただけに、
声をかけて話を聞いてくれるパートさんの存在は本当にありがたかったです。

お金よりも人の温かさ

僕はお金さえあれば全部うまくいくと思っていたのですが、
仮にお金をたくさん得ることができるようになっても幸せにはなれなかったと思っています。

お金が幸せをもたらすのではなく、幸せは身近にたくさんあって、そこに気づいていないだけなんです。
きれいごとに聞こえるかもしれないけれど、
ご飯も食えず、寝る間も惜しんで36時間ぶっ通しで働いたりしていたあの頃に感じたことなので、
これは真実だと思っています。

人の温かさ以上に価値があるものなんてないし、
ただお金があったからといって幸せが買えるわけではない。

それよりも気の合う人、気を許せる人、信頼できる人、一緒にいて楽しい人と、
時間を過ごしたり一緒に頑張ったりするというごくごく普通のことが普通に出来る状態が、
とても幸せなことなんだと思います。

生きているだけで丸儲けとはさんまさんの言葉だけれど、
本当にそうなんです。

どん底まで落ちてやっと気づいたのは、とても痛いことでしたが、
でも気づけてよかったと思います。
おかげで今、毎日幸せで、そしてとても前向きに生きる事ができています。

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