社会人になると人生の大半の時間を占めるのは仕事です。
生活するために働くというのがほぼほぼ一般的で、もちろん志を持って働いている人もいるだろうし、
理想の会社で思い通りの楽しい人生を送っている人もいます。
一方で、会社は辞めたいほど嫌ではないけれど、心底好きなわけでもない。
本当はやりたいことがあって、会社員をしているけれど、でもやっぱり諦めきれない・・・という人もいると思います。
僕はそういうタイプです。
どうしても諦めきれない思いと、理想の生き方があるので、
それをするためには自分の時間を使って努力するしかありませんでした。
長丁場だから心の平穏は大事
僕はマンガが好きでよく読むのですが、好きな漫画の一つがドラゴン桜なんです。
その中で東大に合格するための家庭での10か条みたいなのがあって、
その内容が家庭ではいつもと変わらず、平穏な精神状態を保ち続ける工夫をするみたいなのがあるんです。
いつもと変わらない状況を作るために、毎日決まった時間にお風呂に入ったり、家事を必ずするといった習慣を作らせて、
加えて家庭内では受験だからと特別な状況を作るのではなく、あくまでも普段と変わらない状況をつくることが大切だと書いてあります。
普段の日常を続けることで、精神的安定を確保し、それが効率を上げ習得率も向上するということだったんですね。
これを読んで、あ~似てるなぁと思ったんです。
何が似ているかというと、会社員をしながら自分のやりたいことをやるのって長い戦いなんです。
別にやらなくてもいいし、誰かが見ているわけでもないし、罰があるわけでもない状況で、
自分で掲げた目標に向かってコツコツと努力する。
当たり前ですけど努力無しで急に何かが達成するなんてことはないし、実現するなんてこともありません。
だから以下に努力できるかが重要になってきます。
やる気や勢いが持つのは最初の3日間くらいなもので、その後は最初は自分で自分に強制力を働かせてやるしかないんです。
習慣になれば変わりますが、習慣にするまでにも3ヶ月以上必要。成果が見えにくいものなら尚更です。
そんな状況で努力を続けるためには、続けやすい環境が必要で、そのためには精神的安定というのはとても大事なんです。
なんかイライラしたり、なんか悲しかったり、なんとなく不足感があったら、わざわざ自分の時間を使って努力なんてしないと思いますし。
なので、ドラゴン桜を読んで家庭の10か条を見たときに、受験生と理想の人生を送ろうと努力する会社員は似ているなぁと思いました。
間違いないのは努力が絶対に必要だと言うこと。
でもだからこそ、達成した時の喜びも大きいし、達成できる人も少ないのかもしれません。