自分の理想の生き方や、本当に自分の本心に従って生きるときの本心というのは、
分かっているようで実はまだいろいろな感情で包み隠している場合があります。
世の中の常識だったり、誰かの目を気にしていたり。
自分では自分の本心を分かっているつもりでも実はまだまだ自分の気持ちを深掘り出来ていない場合があります。
やりたいことが明確になるとその後はシンプルになる。
例えば新しいゲームを購入し、それをクリアしたくてたまらない場合、
ゲームができないとモヤモヤするし、ストレスが溜まります。
今日は仕事を早く切り上げて帰ってゲームをするぞと計画していても、
その日の仕事は激しくストレスのかかる日でもう仕事でどっぷり疲労してしまい、
なんとなくダラダラと時間を過ごしていたらゲームをする時間がなくなってしまった場合、
仕事でストレスを抱えていたのにさらにゲームもできなかったというストレスも溜まってしまいます。
これはちょっと極端な例かもしれませんし、
ゲームぐらい楽しかったら疲労なんて吹っ飛ばしてゲームをしてしまうかもしれないのですが、それは置いておいて。
お伝えしたいのは「ゲームをクリアしたい」くらい明確に
「自分の理想の生き方はこれだ」とか、「自分がやりたいのはこれだ」と言いきれているかどうかということなんです。
会社員として働いている以上、避けようとしても避けれない理不尽な扱いやストレスを感じて、
精神的に疲労困憊で帰宅することや、仕事のイライラを抱えたまま帰路につくことって必ずあります。
僕もよくやってしまっていたのですが、そういう時にやってしまいがちなのがストレス発散という名の暴飲暴食や自堕落な生活です。
これをしてしまうととりあえず気持ちは落ち着くし、
なんとなく気分も晴れた気がするのですが、もちろん時間もお金も失います。
これをすることが悪いとか、仕方がないよねとかそういうことが言いたいわけではなく、
個人的にはこういう日もあるよねと思っているのですが、
本当に自分の理想の生き方ややりたいことが明確な場合それを実現するために実行するべきことが明確になっており、
それが出来ないことがストレスになってしまうということを理解してほしいのです。
言い換えると、ストレス発散という名のもとに、
自分の理想の生き方ややりたいことへ続く行動を放棄してしまい、
理想ややりたいことの実現から遠ざかってしまっていることがストレスになるということなのです。
これは僕自身が体感したことで、ストレス発散だと自堕落な時間を過ごした日の就寝前に、
「あ~スッキリした」でもなく、「気分転換できたし明日からまた頑張ろう」でもなく、
「なんで何もしなかったかなぁ」という思いと「せめてアレとコレはできたなぁ」という思いが先にきて、
無意識に自分の行動を反省していたことから分かりました。
理想の生き方を送るために努力が必要な場合や、やりたいことが今働いている会社とは別のことであった場合、
それらをするためには会社以外の時間、つまり自分の時間を使用しなければいけません。
たとえ自分の時間が少なくても、やりたいことが明確になっていると、
必然的にそのためにするべき行動も明確になり、行動が決まっているから行動を分解すれば、
短い時間でも着実に自分のやりたいことの実現への時間として使用することができます。
そんな貴重な自分の時間を無駄にしてしまったことがストレスに感じてしまうのです。
これは自分のやりたいことや理想の生き方が明確で、それを実現するための行動が明確になっているから起こることで、
例えば理想の生き方が「自由に生きたい」とかだけだと自由に生きるために何をすればよいかが明確ではないため
ストレス発散に自分の時間を使ったとしても、「あ~スッキリした」で終わってしまうだけなのです。
理想の生き方や本当にやりたいことは自分の気持ちに正直になり、大事にした先にある。
ではどうやったら理想の生き方や、本当に自分のやりたいことがわかるのでしょうか?
もしかしたら今あなたは自分は理想の生き方や本当にやりたいことが分かっていると思っているかもしれません。
その判断基準の一つとして先述した、自分のやりたいことに繋がる具体的な行動が明確になっているかを考えてみてください。
それが具体的でない場合、言い換えるなら今日使える自分の時間に何をするかが明確でないなら、
今一度自分に問いかけてみてください。
自分が思い描いている理想の生き方や、やりたいことが抽象的だったら、それはどんな風なもの?と自問してみます。
「自由に生きたい」だったら、何があったら自由に生きてると思うのか?
自由に生きているとはどんな風に生活している状況なのか?といった感じで、
どんどん抽象的な絵に細部のスケッチや、色を付け加えていく感じです。
また自分の理想の生き方ややりたいことを思い浮かべた時に「でも」が出てきたら、
それって本当にそうなの?と問いかけてみてください。
「自由に生きたい、でもそのためにはお金がたくさんなきゃダメだよな」だったら、
本当にお金がたくさんないと自由に生きれないの?と自問してみる感じです。
これらをする時に大事なのが、
それまでの自分の常識や思い込みを疑ってみる視点を持つことです。
先程の「自由に生きたい」ならば会社員でいることは会社の歯車のようなイメージや縛られているイメージがあるものの、
会社員で自由に生きている人はいないのか?とか、
もしかしたら起業しなければ自由に生きられないと思いこんでいるだけで、
自分が思う自由は会社員をしながらでも得ることは出来るのではないか?というような感じです。
また、自問するときに意識的に誰かの目を気にしていないのか?を意識するようにしてください。
誰が何と言おうともあなたの人生はあなたのもので、その責任もあなたにあります。
ですが、知らず知らずのうちに親切心であったり、その他の感情であったりで他者があなたに刷り込みのように意見を言ってきます。
それらは長いこと蓄積されていくうちにいつの間にかあなたの当たり前になってしまっている場合があります。
なので、自問して出てきた結論に対し、これは本当に自分の意見なのか、自分の本心なのかとさらに問いかけてみてください。
そしてその時にはどんなものでも自分の気持ちに正直になって、
自分の気持ちを大事にしてみてください。
理想の生き方やあなたが本当にやりたいことは、あなたの本心の部分にあります。
たとえそれが世間一般で見たらあり得ないことであっても、それでもあなたの気持ちを大切にし、
理想の生き方や本当にやりたいことを明確にしましょう。
それがゆるぎなく明確なものになったら、あなたの行動は変わってきますし、
何をするにも判断基準が自分の理想の生き方ややりたいことに繋がっていくかになるので、
とても充実した毎日を送れるようになります。