人生100年時代と言われていますが、健康に身体も十分動いてエネルギッシュに活動できることを考えた時、
30代後半から、40代になると人生も折り返したんだなぁと痛感してきます。
死に向かって進んでいく時間の中で、どのようにその時間を使うのかは本当に大切なことです。
時間を奪っているのは何か
平等に与えられた24時間の中で、仕事・睡眠・食事や身支度等で3分の2以上使っています。
残る3分の1弱の時間と、休日の時間を自分は何に使っているか見つめてみましょう。
TV、インターネット、スマホなど時間を食いつぶすものがたくさん身の回りにはあります。
また、付き合いや飲み会など人と会うことにも時間を使います。
意識して時間を使わないとあっという間に時間は過ぎていってしまい、
休日などでダラダラしてたらいつの間にか夜になって、明日からまた仕事だ・・・と、
何とも言えない気分になったことがある人も多いと思います。
だらだらする時間が無駄だとは思いませんし、
もちろんTVやインターネットで楽しむことも、飲み会や人との付き合いもとても大切です。
それらがまったくない生活が楽しいのかと問われたら、僕はNOと答えます。
一方でそれらに仕事や睡眠等を除いた貴重な自分の時間を費やしているということも事実です。
貴重な時間を費やしているわけですから、有意義に使っていなければ非常にもったいないです。
例えば特にやることもないし、なんとなくTVを見ていたら時間が過ぎていたとか、
特に予定も無かったし、たいして行きたくもなかったけど、なんとなく呼ばれたから出かけたら1日終わってたとか、
本当はやることがあったけど、ついついYoutubeを見てしまい気づいたら時間が過ぎていたとか。
誰しもこんな経験があると思うのですが、
この「なんとなく」を意識的に無くすことで充実度が大きく変わってきます。
貴重な自分の時間なのだから、誰かやただなんとなくという気持ちに時間を奪われるのではなく、
自分の意思で時間を使っていきましょう。
目的を持った時間の使い方をする
ではどうやったら自分の意思で時間を使うことができるのでしょうか。
その鍵は目標であったり、自分の生きたい生き方を明確にすることにあると思います。
例えばこの先のことを考えて資格を取ろうと考えたとします。
資格を取るためには試験に合格しなければいけません。
となると自分の時間を使って、試験日から逆算して勉強していかなければいけません。
受験生と違い、仕事や家庭と両立させながらの勉強となります。
限りある自分の時間をどう使うか真剣に考えて、必要な予定はきちんといれて、
メリハリを持って時間を使っていくと思います。
これが目標がある場合です。
また、例えば自分は食べるのが本当に好きだから、
とにかく死ぬまでに各地の様々な美味しいものを食べたいし、それができる生き方をしようと決めたとします。
この場合もあらかじめ必要な予定は予定できちんと組んで、
それらをこなしながら自分の時間を使って美味しいものを調べたり、実際に食べに行ったりすると思います。
このように生きたい生き方が明確になっている場合も時間を自分の意思で有意義に使うことが出来ます。
もちろんダラダラしてしまう日や、無駄にしたなぁ~っていう日も絶対にありますし、
なんならそんな日も必要だと思います。
ずっと全力疾走は難しいですし。
でも目標や生きたい生き方が明確になることで、
限りある時間の使い方を自分で選択して使うようになります。
ただなんとなく時間が過ぎていくのではなく、
自分の意思で目的達成のために時間を使うのです。
目的や生きたい生き方はどんな物でもいいと思います。
別に大それたものでも格好良いものでなくても構いません。
誰かの目を気にして決めたところで長続きしません。
大切なのは自分の心に正直に問いかけること。
自分に正直になって、とことん正直になって、
本当に自分のやりたいことを目的や生き方にすること。
残りの限りある時間であれもこれもとなんでも出来るわけではありません。
だからこそ大切に自分の意思で自分の時間を使って欲しいと思います。