物事はやってみなければ分からないことがたくさんあります。
また、新しいことを始める時、ある程度の勢いも必要です。
とにかく行動することが最優先になっていた
僕はやらない後悔よりやった後の後悔の方がいいと思っており、
とにかくまずはやってみようと行動をしていました。
過去の経験からとにかくやり続ければいつか花開くと思っていたので、
冷静な分析や振り返りなどはなく、
我武者羅にやり続けました。
例え結果が出なくても次はきっとうまくいくと信じ、
また我武者羅に行動する。
結果どうなったかと言うと、
失わなくて良いものを失い、
さらには多くの時間を失うことになりました。
もちろんこれらの結果は行動したからこそ得ることができるものです。
だから行動そのものは否定するべきではないというのが僕の考えです。
一方で、一つ一つの結果に対しきちんと振り返り反省をして、
改善をしていればよかったなぁと強く思います。
うまくいかなかったという結果に対し、
何が悪かったのかをきちんと見つめ、
それに対し具体的に行動をすることが出来れば、
それぞれの行動の濃度はもっと濃くなり、結果も変わって来たと思います。
僕の中ではまずは行動することが最優先になっており、
行動の継続が大変なことも理解していたので、
まずはとにかく我武者羅に行動し続けるんだとなってしまっていました。
年齢を重ねるごとに見えてきた時間の大切さ
時間は同じ24時間なのに、年齢を重ねるごとにいろいろと無理が利かなくなってきます。
これは差はあれど誰しもに起こることだと思います。
限りある時間で、目標を達成するためには、
その時間を最大限有効に活用しなければいけません。
先に述べたように、最初は勢いが必要です。
スタートは我武者羅で問題ないと思います。
ただ我武者羅オンリーではなくて、
時に自分が辿った道を振り返ったり、
他を観察したり、
自分の行動がベストなのか疑問をもつなど、
冷静な分析をする機会と視点をもつことが大切です。
新しいチャレンジを継続し、
それが良い結果として表れて習慣化するまでには、
多くの時間が必要です。
一方で環境であったり、時間であったり、
だんだんと使える時間は少なくなりがちです。
なにも考えずただ我武者羅に行動した場合と、
きちんと結果を見つめ、自身の行動を振り返り、
改善点を見つけ修正しながらの行動では、
進める距離も時間も大きく異なり、
そして結果も、結果のレベルも変わってきます。
行動することは素晴らしいことです。
その点はきちんと認めてあげて、
その上で過信せずよりよい結果になるよう、
常に冷静な視点をもって判断をくだせるようになることが、
本当に大切なのです。