もうすぐ40代突入。
今までは貯金が無くても、借金があっても、きっとどうにかなると思っていました。
しかし、シビアに考えるとそうもいかない年齢になってきました。
今、万が一が起きたら大丈夫か?
30代前半は、先のことなんてほぼ考えていなくて、無茶ばかりしていました。
肉体的にもかなり無茶しましたし、お金の使い方も無茶ばかりしていました。
35歳を過ぎたあたりから体力の衰えをじわりじわり感じるようになり、
無理が利かなくなってきました。
36歳~38歳の2年間は人生で一番働いていた時期で、朝から深夜までほぼ毎日働いていたのですが、
起きれなくなってきて、隙間時間を労働につぎ込む事が難しくなってきていることを感じました。
この頃は会社員ではなく、完全に時間給だけで生きていたので、働けない=収入が減ることを意味しました。
仕事なんてたくさんある。働けばなんとかなる。とずっと思っていたので、
その道がこの先ずっと続くことはなくどこかで労働を減らさざるを得ないときが来ることを痛感し、
それは一種の恐怖でした。
もし今自分の親に何かあったら・・・
もし今別れた元嫁の元にいる子どもから金銭的な支援を求められたら・・・
もし今自分が病気になったら・・・
凄く極端な例えですが、
寿命がいくつまでかは分からないけれど、もう折り返しているんだなと痛感しました。
そして、備えがないことももちろん不安ですが、
備えを蓄えることが出来ない状況で、且つ先をみてもそれが出来そうな状態が見えないことが、
非常にまずいなと思わざるを得ませんでした。
夢を追うのは構わない。でも、現実を見ないのは別問題。
僕にはどうしても諦めきれない夢があります。
今もその夢は諦めていません。
その夢は、お金が稼げたら実現できると思っていました。
だから僕は副業を探し続け、そして考えが甘かったことから泥沼に嵌ります。
今どん底まで落ちた上でやっと現実を見ることが、正しいことだと思えるようになりました、
もっと言うなら現実的に進むことと、夢を目指すことは共存できると思えるようになりました。
バカみたいな話ですが、昔は現実をみて、現実的な生活をすることは夢を追うことを否定しているように考えてしまっていました。
年齢による肉体的な退化は大なり小なり必ずあります。
そして仕事も年齢を重ねるごとに、新しく選べる幅が狭くなっていきます。
その2つの事実をふまえ、
先を見て、現実的に向こう10年、20年どんな風に生きていきたいか、
この10年~20年の間にどんな事が起きそうかをきちんと見つめてみることが必要です。
そして生きていくうえで、最低限必要なお金を算出し、
そのお金をどうやって安定的に得ていくかを具体的に計画し、
まずは安定をどうやって掴み取るかを考えることが大切です。
そこまでやった上で、有事があることも想定にいて、
自分の夢実現のための時間をどうやって生み出すか、自分の夢実現のために必要なお金をどうやって生み出すか、
これを現実的に考える。
最後にこれらをミックスさせて、生きていく方向を決めなければいけません。
先の10年、そして老後に関し、目を背けてばかりでは駄目な年齢が40代には訪れると思います。