たくさんたくさん失敗してきました。
小さな失敗から大きい失敗まで、バラエティに富んだ失敗を経験しました。
恥ずかしい思いもしたし、泣きそうな思いもしたし、落ち込んだこともありました。
でも、結局全部マルだったんです。
失敗した時の気持ち
失敗した時、どんな気持ちになりますか。
やってしまった感が湧き上がり、なんでこんなことをしてしまったんだって後悔の念も湧き起こり、
時間が取り戻せないことを痛感し、何ともいえない気持ちになりますよね。
だいたいやってしまった感のほうが強く、なんとか時間を巻き戻したいけどそれは絶対に出来なくて、
失敗したという事実だけが目の前に立ちはだかるような状態になることが多いと思います。
失敗には時に「叱られる」というものがセットでついてくるもので、
叱られてしまった場合は、僕は恐怖感とその叱った人に対しての嫌悪感と、追加の失敗を避けるための拒否感でいっぱいになり、
萎縮して無難に無難にと時が経つのを待つような奴でした。
失敗した直後ってきっとこんなものだと思うのです。
凹んでいないように見える人でも、きっと凹んでいるし、
何も感じていないような人でも大なり小なり何かしら感じるんだと思います。
でもそれでいいんです。
そんなものなんだと思います。
失敗を振り返り、失敗の原因を探る
失敗はできればしたくないものだけれど、失敗してしまうことって絶対あります。
最初は無理かもしれないけれど、向き合えるようになった時、振り返ることが出来そうになった時、
きちんとその失敗を見つめてみて欲しいんです。
僕は失敗だらけだったので、だんだん自分の失敗を振り返り見つめ直す事が得意になっていたのですが、
この振り返りと見つめ直して原因を探るという事がとても大切です。
失敗は本当に偶然起きてしまう事もあると思いますが、基本的に必然です。
失敗するだろうなぁという前フリを複数重ね、その上でどーんと失敗が発生します。
あ~やってしまった、
なんであんなことしちゃったかなぁ、凹む・・・。
で終わってしまったら、ひとつのイタかったり、恥ずかしかったりした出来事で終わってしまうけれど、
ここを時間が経ってからで良いから振り返り、きちんと見つめ、その原因を探る事が出来るようになった時、
その失敗は次への改善策の素に変わってくれます。
この改善を繰り返す事で、同じ失敗をしないようにすることが重要なんです。
僕は失敗を振り返ることで、あることに気づきそれを意識してから失敗しにくくなりました。
気づいたのは何かというと、
「失敗の原因は自分にあるということ、そしてその行動の選択は結局自分がしているということ」
です。
特に大きかった発見は、どんな失敗だとしても結局その行動は自分が選んでいるというものでした。
外的要因があったとしても、その外的要因を予測できなかったのは自分だし、
予測していない中で自分で選んだ行動の結果が、たまたま失敗だったという事なんです。
こう思うようになってからは、どんどん起きてしまった失敗に対し、次はどういう風に自分が考えて行動すれば良いかを
考えるようになりましたし、そんな考えるきっかけをくれたこの失敗は全てありがたい経験だなと思うようになりました。
起きていることは、全て自分の選択からできていて(天災等どうしようもない場合ももちろんありますが)、
失敗は単なるその選択に対する結果であり、仮に失敗だったとしても次に繋げるための失敗なんです。
そう考えると本当に起きている事は全部「マル」なんです。
失敗は自分を成長させてくれます。
そして失敗は行動するものにしかやってきません。
失敗を悪い事ばかりと思わず、恐れず行動していき、
仮に失敗という結果だったら都度見つめ直して原因を探り次につなげる事で、
どんどんステキな人生になっていきます。