僕は先入観によって行動を制限してしまうことがたくさんありました。
これにより多くの時間を無駄にし、自ら可能性を制限していたんだなと思っています。
思い込みで行動を制限してしまう
僕は「~であるべき」という思考を知らない内に小さい頃から植えつけられていて、それに支配されていました。
そのため、自分の「こうであるべきだ」という基準から少しでも外れたものや人、出来事に遭遇するとまず否定から入ってしまっていました。
否定のパターンも複数あり、
完全に拒絶し見向きもしない場合、
勝手に自分には関係ない無理な話だと判断しスルーする場合、
実践してみたことを想像して、その結果恥ずかしい思いをしそうだなという恐怖から拒絶してしまう場合、
などがあり、結果として行動しないというものばかりでした。
これは本当に細かい部分まで影響を及ぼし、
例えば服装の場合、本当は自分も最新の流行に乗りたいと思いながらも、
自分には似合わないとか、自分がその流行のファッションをしたら変に思われるのではないかという誰からも言われていない他人の目を気にし、
結果的に無難な洋服を買ってしまったり、
逆に自分はそんなに気に入っていない洋服だとしても、その洋服を着ていると他人からセンスが良いと思われそうなものの場合は、
センスが良いと思われたいがために買ってしまうなど、
自分の先入観や思い込みに制限された行動を取ってしまっていました。
勝手に制限をかけて行動を抑制する方がもったいない
先入観を持つことはある意味普通のことで仕方がないことだと思います。
でもその先入観を理由にして行動を抑制してしまうと、経験ができないのでその先入観が正しいのか間違っているのかも分かりません。
また、行動できたとしても先入観のせいでそれが遅れてしまった場合、大切な大切な時間をロスしてしまいます。
先入観の根本的な原因を探ると、自分の知識や思い込みに対して否定できなかったり、疑いの視線をもてないことに辿り着きます。
また、僕の場合は他人の目というのが大きく影響していて、自分の中で描いている理想像に反しているものは全て否定していました。
ある時から先入観や当たり前を疑うようになり、一度フラットに考え踏み込んでみることにしたのですが、実際に行動に移して経験してみる事でわかる事が本当に多かったです。
特に他人の目をきにして行動に移してみたことは、行動してみたところで別に他人は何も変わらないことがよく分かりましたし、実際に行動してみることで自分の先入観が間違っていたと痛感させられることがたくさんありました。
行動することで経験する事が出来、経験することでそれが次に繋がります。
先入観なんかで行動を制限するべきではなく、まずは自分の先入観を疑ってみることから始めてみたら良いと思います。