何かにチャレンジしたとき、結果が出るまでにはある程度の期間を要する場合がほとんどだと思います。
行動したものが自分に向いているかどうかなんて最初はわからないことがほとんどだし、
実践してみて初めて分かることの方が多いと思います。
もう少し続けたらうまくいくかもしれない。
まだうまくいっていないからあまり面白くないだけで、うまくいったら面白くなるはずだ。
様々な思いから無理して続けることってあると思うのですが、
無理して続けなくてもいいんだと自分を許してあげる選択肢を持つことも大事だと思います。
この世は可能性だらけ。
逃げ癖がつくことはあまり良いことではありません。
結果を出すためには努力は絶対に必要だというのが僕の考えです。
社会人になったら3年はとりあえず頑張ってみたらいいとよく言われますが、それもある意味正しいと思いますし、
長く続けたからこそ見えるものや得れるもの、わかることがあることも事実です。
でも無理して続けなくてもいいんだなぁと実感できた出来事が僕に訪れました。
会社員を辞めてどうしようもない状態で、僕はアルバイトを掛け持ちし、働き倒した期間がありました。
とにかく実労働で稼ぐしかなく、自分に向いていないなぁと思う内容でも何でもやりました。
未知の世界だったので学ばなければいけないことも多く、性格上「ちゃんと」やらないといけないと思っていたので、
いろいろと努力しました。
スロット店で働いていたときは、スロットの勉強をし、台について学び、ゲーセンで目押しを練習したり、
焼き鳥屋で働いているときは塩の振り方から、炭の組み方、おいしい焼き加減、多店舗への調査など、
バイトなのにそこまでやる必要あるの?っていうことまでやってしまう性格でした。
努力の甲斐あってだいたい1か月~3か月たつと、仕事にも慣れある程度楽しんで仕事をすることが出来ました。
ですが、同じ環境がずーっと続くことって稀なことで、人の問題や環境の問題、給料の問題など、変化が生じます。
見知らぬ土地で、稼がなければいけない状況で、長く続けれそうな仕事だし、ある程度は我慢しなければいけないと思い込んでいました。
身体的や精神的に無理をしていているのは分かっていたのですが、それを隠して働き続けていました。
次があるのか、あったとしてもまた1からやり直しになる、腰を重くする理由はたくさん転がっていました。
でも、やっぱり無理が重なったり、自分に嘘をついているとどこかで風船が割れるように限界が来ます。
この時初めて、自分の気持ちを優先させた選択をしてみることにしました。
先は分からないけど、このままの環境で働くのではなく他を見つけるのだと、もちろん不安もありましたが踏み切りました。
〇〇でなければいけないという先入観を捨て去った瞬間でした。
捨てたら入ってくるもの
「得るは捨つるにあり」とは、インターネットビジネスを学んでいたときに教えてもらった言葉です。
不思議なもので捨てて場所をあけたらそこに新しいものが入ってきます。
僕の場合は、今までの先入観で続けていた無理してでも続けなければいけない仕事を捨てて、
自分が心地よく働ける環境や自分が生きたい生き方ができる環境のための仕事という視点に変えて仕事を探した結果、
そういった環境を入手できました。
あのまま無理をして続けていてもきっと続けることはできたと思います。
無理して続けることが必ずしも悪いというわけではなく、無理して続けることが良い人もあると思います。
でもその時の環境に対する自分の本音を押し殺して、変化を恐れてその場にとどまるだけではなく、
続けない、辞めてみて新しく探してみるという選択肢を持ってもよいと思います。
もちろん甘くはないです。何もせずに環境が整っていくなんてことはありません。
でも、どうせ時間を割かなければいけないし、努力しなければいけないのであれば、
自分の望む人生を送るために努力した方がよいのではないかというのが今の僕の考えです。
世間一般のよくある風潮や考えでは、あまりよろしくないといわれている仕事が、
自分にとっては天職でとても素晴らしいものということもあるかもしれませんし、
今のご時世様々な生き方があり、様々な生きる手段があります。
自分の人生は自分だけのもので、その責任も自分だけが負うことができます。
自分の本当の気持ちを大事にして、自分の選択を優先させてみても大丈夫です。