人生は一度きりです。
生まれ変わって~とか、前世からの課題がどうで~とかそういうものをとりあえず置いておくと、
今生きている人生には終わりがあり、人生は一度しかないもので戻ることができないものです。
若いころは永遠のように感じた自分の人生ですが、アラサー、アラフォーになると残り時間を意識するようになります。
何も考えずに過ごしていくことも一つの生き方だと思いますが、
残り時間にフォーカスした時、それはとても貴重なもので、無駄には出来ないものだと思います。
捨てても、切っても、離れても大丈夫。怖くない。
自分が生きたい生き方が明確になると、行動が変わります。
自分は〇〇な生き方をすると決めた時、すべての判断基準は〇〇に繋がっているか、〇〇するのに必要かで考えるとわかりやすいと思います。
いろいろ経験したいと思っているなら、恥ずかしさは捨ててしまえばいい。
自分の貴重な時間を無駄にしてくる知人やつながりは切ってしまえばいい。
聞きたくない情報や、関わりたくない人からは離れてしまえばいい。
それぞれを捨てたり、切ったり、離れたりできないために、
自分の貴重な時間が奪われたり、心地よい時間を送ることができないのならば、
それは非常に勿体ないと思いますし、自分をだまし続けている行為だと思います。
誤解されないように書いておくと、仮に仕事がつまらないならすぐに辞めなさいと言っているわけではありません。
やめても問題ない状況であれば躊躇せず辞めた方が良いと思いますが、
会社員でいることで当たり前のように受けている恩恵は実は多く、それを安易に手放してしまって、
そのせいで余裕のない生活になってしまい、好きな人生を送ることができなくなるくらいなら、
好きな人生を送るための手段として、今のまま働いてお金を得るという選択の方が正しいと思うからです。
これまでかたくなに守ってきたものであればあるほど、
捨てたり、切ったり離れたりするのにパワーを要します。
それはそれまで当たり前のようにそれらをやってきたからであり、
気が乗らなくても無駄だと思っても、やらねばならないと自分が思い込んで積み重ねてきたものです。
でも大丈夫です。
本当に必要なものは必ずどこかでまたつながりますし、
大概のものは本当に必要なら再度入手することができます。
それよりもそれらをすることで貴重な残り時間を無駄にしてしまっていると考えましょう。
残りの人生で出来ること、関われる人は限られている
アラサー、アラフォーになると新しいつながりはなかなかできにくいものです。(もちろん新しいつながりを作る方法はたくさんあります)。
毎日の生活もだんだんパターン化してくるし、休日の過ごし方もパターン化してくる。
何も考えなければ無情なほどあっという間に時間は過ぎていってしまいます。
そこで考えて欲しいのが、自分の残り時間でどれだけのことができるのかということです。
例えば40歳だとして、毎年海外旅行に行こうと決めたとします。
仮にお金と時間を毎年確保できたとしても行けて40回~50回。
費用面や自分の周りの環境を考えるともっともっと少ないと思います。
極端な例になってしまいますが、全く気乗りのしない、時間を共にしても楽しくない人と10時間付き合うくらいなら、
10時間海外旅行に行くために使った方が有意義な時間の使い方だと思います。
生活がある以上、働くという選択肢は外せない場合がほとんどだと思うので、
そうなるとより一層自分のために使える時間は減っていることが分かります。
会社に捧げる時間が自分の楽しみであるならいいのですが、なかなかそんな人も少ないと思いますし、
アラフォーから会社を変えて理想の環境を得れるかというと、
そのための準備をしていなければ結構なギャンブルになると思います。
だからこそまずは自分の時間の使い方をきちんと考えるべきだと思います。
無駄に使っていないか、
自分に嘘をついて過ごしていないか考えてみてほしいのです。
自分が心地よくないものに使っている時間はありません。
捨てれるものは捨て、
切れるなら切り、切るのが難しくても離れることはできます。
人生は一度きり。
残った貴重な時間を本当に自分が心地よく過ごすために、自分の気持ちに正直になって判断していきましょう。